1995
20年前です。
『ソングス』『ムーン』が20周年。
現在の40周年のちょうど折り返しです。
わたしの所有ファイルにはジャックスCMが入ってますが、
フリー・ペーパーの内容紹介が2本もあって、ケータイ・
メルマガ〜スマホ・サイトなどで絶滅したでしょうね。
○一部で熱狂的な支持を受けてますのでやめるにやめられ
ない
去年はわりと会いましたね。公私ともども
いっしょに相撲観に行ったりしました
94年は曙が一人横綱、大関貴乃花が4場所優勝。95年初
場所で昇格。
○3人放談最後
次週は二人がかりで大瀧詠一特集 嫌がる顔を見て楽し
もう
10年以上新譜がないのに人気のある場所に行けばすごい
人気がある
今世紀の七不思議半の一つ
去年買ったCDを持ち寄って…初期はこのパターンでした
ね。
○トーネードーズ初CD化
Joe Meek 親戚みたい 初期ナイアガラはworkaholic
変人四天王、スペクター、ブライアン、ジョーミーク、大瀧
詠一
四天王をこよなく愛す「変人倶楽部」がナイアガラMLに
数年後結成されました。
○ブリティッシュでusチャート1位の2作目
白い渚のブルース そうそうそうそう
健太さんすら、この二人にかかっては書生の扱い。
○リトル・エヴァ キャロル・キング
日本で契約が浮いているコルピクス
達郎は「自分のレーベルで契約できるかも」と、そんな発言
権持ってたんですね。
○アウトキャスト
ここ数年来のノーザンソウルブームの下敷きになってる
健:ホーンセクション好きにはいいですね
「金曜日のウソつき」の下敷きにもなってる。
○トーケンズ abc and 123
表声裏声は2重人格、日本では男女のひっくり返り
「velvet motel」は表声裏声を駆使しつつ、ラジ
の女声と掛け合う、というシャレ。
○愛飢をを彷彿させる、こじつけでもいいけど
わらべ歌系ですね。
○ブッカーT&タワーオヴパワー フィリードッグ なんな
んだそれ
なんで、なんなんだそれ、と突っ込んだのかわかりません。
新譜はさすが萩原さん
さあ達郎さんだ
こういうやり取りが鼻につくんですが、元旦の気分なら許し
たでしょうか。
○seedsの山下か、山下のシーズか
pushing too hard
LAのガレージロック サイケera
達:現代のシアトル系モダンロックチャートに伝統、受け継
いだ状態で在る
健:オルタナティヴは壊しているって意識で捉えられてるの
は間違い
隔世遺伝でカウンターが登場して来ると分からなくなる、反
動、揺り戻しは一定周期で反復する。
ここ大瀧さん黙してますが、大瀧史観も弟子が伝承してくれ
てます。
○ashes to ashes
マインドオヴベンダーズ、レフトバンク、ソフトロック 大
瀧さんの好みですね
「プレ・ビートルズ」そーかなあー?です。当時はアルドン
系統しか、大瀧さんのルーツをまだ知りませんでした。
ゴーゴーナイアガラの#9の「アルドン、その後」でかけ
ますよ。
○今年はあるんですね!音源が
1年がかりのネタに驚くと思います
去年カウントで止めるとこまでは読まなかったでしょう
残念ながら、これは当時聴いてないし、このフリとオチが分
かったのはここ数年です。
○88年「快盗ルビイ」以来の7年ぶり書下ろし
本邦初オンエア、来週からTV放送開始
こんなタイムリーに新作を発表したのはマレですね。
2週目
○若い人は「大瀧詠一という人は何をしている人か」
『カレンダー78』は95年に使える
2017年に使えます。
○順を追って説明しましょう
前半ここんとこはまじめに行きましょう
1969年ヴァレンタインブルー ついたあだ名がちぇるしい
健:チェルシー!とか呼ばれてたんですか
「うれしい予感」のアレンジャーとして復帰します。
○松本大瀧の共作第1作 愛餓を
後期のマンフレッドマン どこがや!
昨日思い出しました
すでに一般向けじゃなくなってます。まっとうに行こうと
いうわたしが間違ってました
けっきょく大瀧さんが二人をさしおいてしゃべりまくってます。
○達:『風街』の最後の曲 ショッキングだった
この1曲にすべてが含まれてる 「愛餓を」1時間語って大瀧
詠一はこうである、でいいじゃない
大瀧さんペース・・・

○『ソングス』が昨年出て、「シングス・シュガーベイブ」
というコンサートも大成功
ナイアガラ旧譜再発の第2弾を決定しました
『CMスペシャル』、『ムーン』、『トラ1』
CMスぺシャルの解説、これが10年ぶりの大瀧詠一ストーリ
ーです。96年4月のダブルオー・コンベンションで話すこと
の元です。
これは84年のミュージック・ステディーとNHKFMの特番の
時以来10年ぶり。
わたしこの時に「オールアバウトナイアガラ」の活字で見た
作品リストがはじめて聴けたんです。テープは話だけカット
して自作の「ウェルカム・トゥ・ザ・ナイアガラ・ワール
ド」として聴いたものです。
○なんで山下君が友達のような口ぶりで
なんで山下達郎の番組に毎年出てきて、あのおやじはなん
なんだ
空飛ぶウララカサイダーが一番いいんだ
70年ゆでめん、71年風街
解散状態 細野宣言=夏なんです、風をあつめては大瀧、
茂は入ってない
大瀧歌、松本詞、ベース細野。ギター茂がはっぴいえんどの
一番いいバランス 我田水引くじゃなくって
花いちもんめ、バンドワゴン はこの初期構造
この構造で砂の女 達郎が歌うと面白い 曲としてもっと
生きる
去年の4月にもそう思ったけど、こういう流れだと、昨日
気づいた
この示唆とインスパイアの回答が「ドリーミング・ガール/
砂の女」、
97年までの達郎と松本隆の共作につながった、と推測して
ます。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1180274795&owner_id=2056687&org_id=1180275283
○この構造は それは僕じゃないよ 水彩画の町 大瀧
ファースト それからココナツバンク、シュガーベイブと
出会って、ナイアガラの物が膨らんで、ハイカラがウララカ
になって、サイダーになった
70年から73年の大瀧詠一の足跡をダイジェストしました。
が、ここで仮説。
シュガーベイブよりに先に74年にサイダーのレコードが出
せて、売れてたら、2ndは『ムーン』の路線ではなく、この
初期構造発展させたものになってたかもしれません。
もう一つの仮説。エレック以外で、シュガーベイブがナイア
ガラから『ソングス』に次ぐ2ndを出してたら、「砂の女」
「指切り」の入ったこの初期構造を継承してたかも・・・
○僕の中に二つのタイプがあってメロディータイプとコミッ
クタイプが必ずAB面になってる
自作「ウェルカム・トゥ・ザ・ナイアガラ・ワールド」の
2ndイシューは、MDプレイヤーを買った時です。たぶん
94〜95年です。
「メロディー編」1,2と「リズム編」1,2という4枚組
にしました。2タイプに全作品を強引に分類したんですね。
本物の「welcome to〜」の内容はまだ知りませんでした
ね。
ついでに気づいたんですけど、84〜85年のカセットは、
友人のダブルデッキを借りて作ったと推測できます。
○ナイアガラではメロディーはシュガーベイブに、コミック
はココナツバンクに、布谷文夫に、
さらには自分で全部やったのが『ムーン』
『ソングス』と『ムーン』で一つの補完作用になった
稀代のbalancer
ナイアガラレーベルのカタログのバランス
プロデューサーになろうとしてたからじゃないかな
『ムーン』でノヴェルティに行ってしまえばナイアガラ音頭
からレッツ・オンド・アゲンまで行くのはもはや必定ですよ
健:3年間で駆け抜けたわけですね。駆け抜けたやつ聴いて
みましょうか
達:今日持って来ていただたのは74年三ツ矢フォークメイツ
前座のシュガーベイブのリハテイク
自分で聴きたいのは何 ダーリン
「ナイアガラ音頭からレッツ・オンド・アゲンまで」の何か
をかけると思ったんですけど。
○74年の1年間は毎日練習に明け暮れた 福生入り浸り
の日々
暴走する蒼い性 やっぱり性だな
ここ、なんか面白い。
○1995年こんにち只今に飛んでまいります
今日の夕方からのちびまる子ちゃんの新しいテーマソング
TVヴァージョン
2.22発売
おニャン子にちなんだ?
○カップリング本邦初公開
両面ある大瀧詠一の片面から見てもわからないということ
で今まで説明しませんでした
『大瀧ソングブック2』ビクターでも解説どっさり書いてま
すし、『ファースト』でもどっさり書いてます。
95年ってどっさり読んだ年だったんだ。MD作ってナイアガ
ラ熱、再燃した年だったんだ。
○メロディー、コミック両面取り揃えて
「楽しい夜更し」にクレージーキャッツという個人名を入れ
た思いから30年
「楽しい夜更し」録音の時はまだゴーゴーナイアガラはやっ
てないわけですよね。
ハナさんのインタヴューをしたのは75年の7.29だ!
ちなみにこの直前にシュガーベイブとの契約解除が決まって
ます。
○両面とも最後に歌手が決まった
健:カヴァーですか
達:実を言うとちびまる子ちゃんのシングルはコーラスアレ
ンジ、わたしやってますから、ええ
山下君に頼んだのは日本一になった翌日です。
健:おお早い早い早い早い
「やらなければいけない」と決めた
もし決めなければあえてここに再登場してもらう必要はない
わけです
98年までの5年間のアクティヴ(当社比)な時代が、94年
10.8のモティヴェイションで始まりました。
○決意ぐらいまでしか、今年はね
この10年間 自分自身のことを語らなかった ずっと後ろに
いて他人の批判をするのはフェアじゃない
はぐらかしって言うかもしれないけど 何もやらずに言うの
は卑怯ですよ まともにそう言っちゃ、聞く方は面白くない
じゃん
自分が作れないのに、達郎に「出せ」って言えない。
そういえば、98年の新春放談はかなり強気で饒舌でした。
98年が新春放談クロニクルのちょうど折り返しなんですよ。
○もう一回再開するにあたって山下君に手伝っていただいた
少なくとも決意というものを感じ取って
あえて彼が語らなくても聴きゃわかります。さっきの最後は
サイダーって言ってるじゃないですか
○今年はきっちり詰めて去年までのテレテレって感じは
薄れた
20年ぐらい続きそうな感じがします
じっさいは、構成も進行もちぐはぐな印象です。
達郎がシュガーの曲をリクエストしたり、「うれしい予感」
の裏話を自分で切り出したり
だいぶエディットしてるのでしょうか。
翌年言う「内心」がちょっと見えます。
ウララカ−インマイルーム 
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