没後十一年のNIAGARAまとめ





今年も、ロスのお話になるでしょう。
『イーチタイム』アニヴァーサリーは、ジャケット・イラストのLAのブルーに染まりました。


大谷翔平の活躍については、1億人以上の観客が証言できるので省きますが、
指名打者での登録のみでも 54-59 の結果を見せてくれました。

二刀流は間違いなくスターの要素です。
いえ、スターはそもそも二刀流以上の、つまり天は二物、以上を与えた人なのではないでしょうか。
大瀧さんも間違いなくその一人。
『イーチタイム』はまさにヴォーカリスト大滝詠一が、サウンドプロデューサー大瀧詠一の曲を唄う集大成でした。
2月10日から3月21日までXで「大滝詠一、大瀧詠一を唄う」と題して16篇をポストしました。

映画界に我田引水すると、
歌う映画俳優はエノケンから高峰三枝子、倍賞千恵子、石原裕次郎、小林旭をはじめ数多い。
西田敏行もその一人でしたね。
吉永小百合ももちろんたくさんの主題歌をレコーディングしている。
「大瀧詠一的10」で語った「若い東京の屋根の下」の久が原駅


次に人気歌手の映画主演の時代
橋幸夫に舟木一夫、坂本九からその後のアイドル歌手
そして自作曲を自ら演奏してしまう加山雄三
このMVPクラスは福山雅治をへて菅田将暉へ系譜を見出せるでしょうか。

お忘れがちなのは、「知床旅情」を書いて歌った森繁久彌
70年代抒情フォークと旅情演歌の原点は彼にありました、と大瀧さんも書いています。

杉真理の曲でデビューしていた真田広之。
彼もプロデューサーとして今年最も注目を浴びた主演俳優でした。
この人はこの復帰作まで監督に専念していた。
「レココレ」07年4月号インタヴューに登場した「華麗なる一族」の佐分利信


こんなところで、今年も大瀧さんの過去の発言を通じてたどり着いた作品を紹介しました。

来年は「オール・アバウト・ナイアガラ」改訂版だそうです。う〜んkindleとかは?どうでしょうか。







ウララカ−インマイルーム